キングソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀬沼 悠 以下、キングソフト)は、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」で提供してきた「安否確認機能」の自動送信機能において、設定できる地域の数を2つから最大5つに拡張しました*。
「安否確認機能」の自動御送信機能は、気象庁より震度5弱以上の地震が発生した際、地震発生地域を地域登録しているユーザーへ安否確認が自動送信されます。今回の自動送信の「地域設定」を2つから5つに拡張するアップデートにより、複数事業所での勤務や営業エリアが広範囲になるような場合でも、より迅速な安否確認が行えるようになります*。
*お客様環境で随時アップデート
自動送信機能の設定地域数を最大5つに拡張
安否確認の自動送信時に管理者へ通知メールを送信
また、安否確認機能において、自動送信が行われた際に管理者へ通知メールを送信する機能を追加しました。これにより、管理者自身が自動送信の対象地域でない場合でも、管理者は安否確認のメッセージが送信されたことをメールで確認できます。
【動画で機能紹介】WowTalkの「安否確認機能」
https://www.wowtalk.jp/functions.html#nav05
※上記URLのページ内にある「機能紹介(YouTube)」ボタンをクリックするとポップアップ再生が始まります
WowTalkの誕生秘話と「安否確認機能」提供の背景
2024年の9月1日は、関東大震災から101年目の「防災の日」となります。関東大震災の甚大な被害をうけて「政府、地方公共団体等防災関係諸機関をはじめ、広く国民が、台風・豪雨・地震等の災害についての認識を深めこれに対処する心構えを準備する」という主旨で防災啓発を目的に9月1日が「防災の日」として制定され、この日を含む8月30日から9月5日は防災週間となっています。
今年は1月1日に能登半島地震が発生し、甚大な被害をもたらしました。8月8日には宮崎県日向灘を震源とする地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表され、大地震へ備える意識が高まっています。
今年3月25日にサービス開始から10周年を迎えた「WowTalk」。開発を始めたきっかけは2011年3月11日に発生した「東日本大震災」でした。災害発生時、電話やメールといった情報インフラは滞り、被災地域周辺のビジネス、そして個々人のコミュニケーションに甚大な影響を及ぼしました。企業の存続を阻むリスクを低減することを目指してリリースされたのがWowTalkです。
緊急事態が発生した時に従業員の安否確認を素早く、正確に把握することは、事業継続計画(BCP)における初動対応の重要事項です。そうした従業員の安否確認を普段から使い慣れたビジネスチャットで実現したのがWowTalkの「安否確認機能」です。
気象庁と連動した安否確認の「自動送信」の仕組み
WowTalkの「安否確認機能」では、気象庁より震度5弱以上の地震速報が発表された際、地震発生地域を地域登録しているユーザーへ安否確認が「自動送信」されます。今回のアップデートにより、地域登録はユーザーの設定画面の「地域設定」から最大5つまで行えるようになりました。従業員に対しメッセージが一括で通知され、「安全」「安全でない」「未回答」の3つの状態のどれに該当するのかをシンプルな応答により安否確認することが可能です。
日本各地で多発する大地震に備えるために「地域設定」を最大5つに
従業員が帰省などで本社所在地と異なる場所にいる間に地震が発生した場合、WowTalk管理者が被災者ではなく、安否確認の通知が自動送信されたことを認識するまでに時間がかかるケースもありました。また、休日や祝日などの勤務時間外の安否確認にも課題がありました。そこで、「安否確認」の自動送信が行われた際に管理者へ通知メールを送信する機能を追加しました。これにより、管理者自身が自動送信の対象地域でない場合でも、管理者は安否確認のメッセージが送信されたことをメールで確認ができます。
通知方法をメールにした理由は、緊急時のBCP対応を想定して、WowTalkの特定のユーザーだけでなく、WowTalkのアカウントを持たないBCP管理者にもメーリングリストなどから情報共有することを想定しています。
導入企業事例
佐川急便株式会社
亀田製菓株式会社
反応したメンバーの特定や確認が一目でわかる
WowTalkについて
「WowTalk」は、チャットや無料通話、社内SNSなどの機能に加え、匿名相談や安否確認、社員間で感謝を伝えることができるサンクス機能など、プラスαの機能をもつビジネスチャットです。セキュリティ対策も万全の社内情報共有のツールとして様々なメリットを提供し、グループチャットによる社内コミュニケーション活性化を実現します。
ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」 https://www.wowtalk.jp/
キングソフト株式会社について
「すべての人の働き方に彩りを」をミッションに掲げ、SaaSプラットフォーム「Wonder Cloud Works」をはじめ、クラウド型オフィスソフト「WPS Cloud」、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」、法人向け名刺管理ソリューション「CAMCARD BUSINESS」、運搬や配膳を自動化するAIサービスロボット「Lanky Porter」など、新しい時代の働き方・生き方の実現を目指したサービスを提供しています。その他、オフィスソフト「WPS Office」シリーズ、セキュリティサービス「キングソフトセキュリティPro」シリーズ、セキュリティと広告ブロックを兼ね備えた「アドクリーナー」シリーズなど、ソフトウェアからアプリケーション、AIサービスと幅広く事業を展開しています。
キングソフト株式会社
本社所在地:東京都港区芝五丁目29番11号 G-BASE 田町 5階
代表取締役社長: 瀬沼 悠
設立:2005年3月9日
事業内容:法人・個人向けSaaSおよびソフトウェア、アプリ、AIサービスの開発・販売・提供
URL:https://www.kingsoft.jp
【本リリースに関する報道関係者お問い合わせ先】
キングソフト株式会社 広報担当:花田・柴・天野
E-Mail:press@kingsoft.jp
*本リリースに記載されている会社名、製品名等は一般に各社の商標または登録商標です。