結局どれを選べばいいの?WPS Officeのエディション選び、徹底解説します!

WPS Office 4 Edition

「WPS Office」シリーズをお買い上げいただく際に、よくご相談いただくのが「いろいろあるけど、どのエディションを買えばいいの?」というご質問。

確かに、WPS OfficeのWindows版は基本の4種類のエディションに加えて、付帯ソフトや製品がセットになったものなど、全部で16種類(2022年8月現在)のラインナップがあるので、どれを買えばいいのか迷われることもあるかと思います。

今回は、そんなWPS Officeのエディションの選び方をご紹介します。

「とりあえずどんな機能があるか使ってみたい」という方は下記より体験版プログラムをダウンロードし、30日間使用感をご確認ください。

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目次

「WPS Office」の基本4エディション

WPS Office Personal Edition

WPS Officeには「Standard Plus」「Personal Plus」「Standard Edition」「Personal Edition」の基本の4種類があります。

どのエディションも、基本的なソフトや機能は共通して備えているのですが、搭載しているフォントの種類が異なります。選び方としては、オフィスソフトを使ってどんな事をしたいか、というところでお選びいただければと思います。一つずつ違いをご説明いたします。

機能比較を一覧で見たい、という方はこちらの比較表をご参照ください。

4つのエディションに共通する点

比較をご説明する前に、基本の4つのエディションに共通している点を先にお話しします。

【4つのエディションの共通点】

  • 文書作成、表計算、スライド資料作成、PDF閲覧・作成の4つのソフトを同梱
    ※注:Personal Plus、Personal Editionにはスライド資料作成ソフトは付属していません
  • 同一バージョン内で永続利用ができる
  • PC1台、モバイル端末2台の計3台まで利用できる、マルチデバイス対応
  • Microsoft Officeと同一の日本語フォントを搭載
  • 様々な種類のクリップアートを搭載

少し補足でご説明します。

注意点として上記の通り「Personal Plus」と「Personal Edition」は、文書作成、表計算、PDF閲覧・作成の3つのソフトのみ同梱しています。

また、「同一バージョン内で永続利用ができる」という項目ですが、WPS Officeは基本的に利用期限がないため、一度ご購入いただくと、半永久的にご利用いただけます。しかし、WPS Officeがメジャーバージョンアップした場合(「WPS Office」から「WPS Office 2」にアップグレードする際など)は、ソフトを買いなおしていただく必要があります。

「Microsoft Officeと同一の日本語フォント」というのは、Microsoft OfficeとWPS Officeでファイルのやり取りをした際に、フォントの違いによってレイアウトなどが崩れてしまうことを防ぐために、よく使われる基本的なフォントを共通のフォントとして搭載しています。

【基本フォント(29種類)一覧】

font-basic

それではここから、各エディションの違いをご説明します。

ユニバーサルデザインフォントを搭載した「Standard Plus」「Personal Plus」

Standard Plus
Perosnal Plus

「WPS Office 2 Standard Plus」「WPS Office 2 Personal Plus」は、通常のStandard・Personal Editionに「WPS UD ゴシック」という特別テーマフォントが付属した製品です。

「WPS UD ゴシック」は、可読性・視認性・判読性を高めたユニバーサルデザインフォントをベースに開発されており、より多くの方にとって見やすいフォントとなっています。

そのため、WPS Officeを使ってポスターのような掲示物や店頭POPといったパンフレットやチラシを作りたい、という方には特に上記のプラスエディションシリーズをおすすめしております。

最低限の基本機能のみ「WPS Office 2 Standard Edition」

WPS Office スタンダードエディション

「WPS Office 2 Standard Edition」は、必要最低限の機能だけでいい、というとにかくコスパを重視したい方向けのエディションです。

4つのエディションに共通する基本機能は備えておりますが、特別テーマフォントは搭載しておりません。

簡単な文書作成や、家計簿などの標準的な表計算、シンプルなスライド資料が作れればOKという方は、こちらの「Standard Edition」をお選びください。

ただ正直なところ、プラス300円で多くの方にとって見やすいフォントを使えるプラスエディションシリーズの方が、おすすめ度は高いです。
また、ユニバーサルデザインフォントだけでなく、もっと多くのフォントを使いデザイン性の高い資料を作りたい、という方向けに「WPS Office 2 Standard Edition +28種類の特別テーマフォント付き」の製品もご用意しています。

用途が限定的な方向け「WPS Office 2 Personal Edition」

WPS Office Personal Edition

「WPS Office 2 Personal Edition」は、もっとも安いエディションにはなりますが、4つのエディションで唯一、スライド資料作成のソフト「Presentation」を搭載していません。また、「Standard Edition」と」同様に、ユニバーサルデザインフォントが付属しないエディションとなります。

こちらのエディションは、例えば、小説の執筆をしたいから文書作成ソフトだけあればいい、家計簿をつけるのに表計算ソフトだけ使えればいい、という限定的な用途でオフィスソフトをお探しの方に向けたエディションとなりますので、そういった用途が限られる方以外にはあまりおすすめしていません。

例えば、別途スライド資料の作成をしたくなった際に、買い足していただけるよう「Presentation」の単体販売もしておりますが、「Personal Edition」と「Presentation」の単体を別々に購入すると割高になりますので、はじめから「Standard Edition」やプラスエディションシリーズを購入されることをおすすめします。 

オフィシャルガイドブックのセット製品もおすすめ!

WPS Office ガイドブック

WPS Officeは、直感的に操作をしていただける仕様にはなっておりますが、初めてオフィスソフトに触れる方は特に「どうすればこういうことができるの?」と疑問に思われることもあるかと思います。

キングソフトから公式に販売している「WPS Office」のオフィシャルガイドブックがあれば、オフィスソフトの最初の一歩から、中・上級の利用方法まで、気になることをすぐに確認できますよ。

オフィシャルガイドブックの詳細はこちらの記事をご参照ください

基本のStandard・Personal Editionとガイドブックのセット商品は、それぞれ別に購入するよりもお得な価格に設定しています。


とりあえず迷ったら「Standard Plus」をお買い求めください

ここで、各エディションのおさらいをします。

まず、どのエディションにも共通するのは、

  • 文書作成、表計算、スライド資料作成、PDF閲覧・作成の4つのソフトを同梱
    ※注:Personal Plus、Personal Editionにはスライド資料作成ソフトは付属していません
  • 同一バージョン内で永続利用ができる
  • PC1台、モバイル端末2台の計3台まで利用できる、マルチデバイス対応
  • Microsoft Officeと同一の日本語フォントを搭載
  • 様々な種類のクリップアートを搭載

そのうえで、

■「WPS Office 2 Standard Plus」「WPS Office 2 Perosonal Plus」は、ユニバーサルデザインフォントが付属した一番おすすめのエディション

■「WPS Office 2 Standard Edition」は基本機能は押さえたエディション

■「WPS Office 2 Personal Edition」は限定的な使い方のみを想定している方向けエディション

ということを念頭に、お選びください。

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