【ワード使い方解説】覚えておくと便利!Writerで使える小技集(行間、ページ番号、均等割り付け)

WPS Office Word

ワープロソフト(ワード)の便利な3つの使い方をご紹介

WPS Writerで文書を作成する際に使えるテクニックを、今回は3つに分けてご紹介します。

行間の変更

使用するフォントによって普段の使用感と変わってしまった。

あるいは、文章を別のファイルやウェブページからコピーしてきたら、行間が異常に広がったり、狭くなりすぎたりしてしまう!そんな経験はありませんか?

そんな時に便利な行間の変更方法をご紹介します。

1.行間を変更したい文章の段落を選択し、右クリックをして表示されるメニューより「段落」を選択します。

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段落ごとに設定するので、行単位での設定はできません。

2.表示されるメニューの「行間(N)」を「固定値」に変更します。「間隔(A)」の数値を変更すると、行間をさらに狭くしたり広くしたりできますが、一旦デフォルトの12ptで設定し、用紙全体のバランスを見ながら再度数値の調整をすることをおすすめします。

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3.OKボタンをクリックすると反映されます。
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ページ番号の挿入

ページ番号を挿入するときの書式の変更や、ページ番号振り直しのテクニックをご紹介します。

1.「挿入」タブを選択し、表示されるアイコンより「ページ番号▼」をクリックするとページ番号を挿入する場所を選択するウィンドウが表示されます。ウィンドウから、表示したい任意の場所を選んでください。

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2.ページ番号が挿入されたら、「番号書式」をクリックすることでページ番号に関連するメニューが表示されます。

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スタイル:ページ番号の表示スタイルを変更できます
位置:ぺージ番号を表示する位置を変更できます
適用範囲:ページ番号を文書のどこから適用するか選択できます

3.「現在のページ/総ページ」のように表示したい場合は、スタイルの項目で「Page 1 Of X」を選択しOKボタンをクリックしてください。

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4.挿入されたページ番号はテキストボックスのように編集できるので、「1 / X」(※Xの部分は総ページ数が自動的に入力されます)と入力します。

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すべてのページのページ番号の表示スタイルが変更されます。

5.「ページ番号の振り直し」をクリックすると、操作をしているページを何ページとするかを変更できます。

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この場合、このページが2ページ目になるので、それ以外のページのページ番号はその順番に従って変更されます。

均等割り付けについて

WPS Writerには文字数を指定した均等割り付けの機能がありません。
文章として入力する場合には、上記の通り文字数を指定した均等割り付けがないため、用紙に対しての均等割り付けのみとなります。

そのため、3文字程度の単語がA4の横幅に対して均等に割り付けられてしまうという事象が起こり得ます。
ただし、テキストボックスとして挿入した文字を、テキストボックス内に均等割り付けすることは可能です。

1.Writerで「挿入」タブを選択し「テキストボックス▼」アイコンをクリックすると、挿入するテキストボックスの文字列の方向が選択できます。任意の方向を選択してください。

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2.今回は横書きの3文字と2文字の単語を均等割り付けする場合の操作をご紹介します。
「横」を選択し、用紙の上でカーソルが「+」マークになったら、クリックしながらマウスを動かしテキストボックスを挿入します。

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入力した文字列を選択し右クリック後、「段落」の項目を選択します。

3.「インデントと行間(I)」タブにある「位置揃え(G)」の▼マークをクリックし「均等割付」に変更してOKボタンをクリックします。

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4.テキストボックスの枠線を消すには、テキストボックスの枠線の上で右クリックし「オブジェクトの書式設定(O)」を選択します。

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5.画面右側にワークウィンドウが表示されるので、「塗りつぶしと輪郭」タブの「輪郭」の項目を「線なし(N)」に設定します。

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以上の手順で、文章内に均等割り付けを行わずとも、テキストボックスを利用して均等割り付けをしたような表示を再現することができます。

いかがでしたでしょうか?

行間の変更、ページ番号の挿入、均等割り付けの裏技はこれでモノにできるはず!

今回紹介していない他の小技は、次回のWPS Office ブログでご紹介します。ぜひお楽しみに!