キングソフト株式会社(代表取締役社長:翁永飆、沈海寅、本社:東京都港区 以下、キングソフト)は、監査法人トーマツ(以下、トーマツ)が発表した日本国内のTMT(Technology, Media & Telecommunications)企業を対象にした収益(売上高)成長率ランキング、第9回「デロイト 日本テクノロジー Fast50(以下、Fast50)」を受賞しましたのでご報告します。
Fast50は、3年以上の業務実績、対象期間の1年目の売上高がUS$50,000以上、直近1年は外部監査済みである日本国内のTMT企業を対象に、急成長企業上位50社を表彰するランキングプログラムです。指標は過去3年間の売上高成長率とすることで、企業規模によらないランキングとなり、TMT業界における成長性や成功のベンチマークとなっています。キングソフトは、過去3年間の売上高成長率164%を記録し、50位中14位を受賞しました。
これまで、キングソフトは、PCにとっての基幹ソフトであるセキュリティソフト、オフィスソフトを提供してまいりました。高成長率を実現できた要因として、セキュリティソフトについては、完全無料化といったこれまでになかったビジネスモデルを始め、2010年には、クラウド技術開発による品質向上、ユーザーの好みに合わせてデザインを選べるカスタマイズ版の提供などによりユーザー数が増加したこと、オフィスソフトについては、ほぼ独占市場であったオフィスソフトの分野に低価格の互換オフィスソフトという形で参入、2008年以降からの低価格パソコン市場の興隆に伴い、個人、法人ともに、シェアを着実に伸ばしてきたことなどが挙げられます。
キングソフトは、情報格差をなくすため、「すべてのユーザーにキングソフトを」を理念に掲げ、PC向けのソフトウェアに加え、クラウドサービス、スマートフォン等に向けたアプリケーションサービスなどにも参入しており、今後もユーザー満足度向上に努めてまいります。
デロイト 日本テクノロジー Fast50とは
Fast50は、国際会計事務所組織、デロイト トウシュ トーマツ リミテッドのランキングプログラムの日本版であり、TMT業界の急成長企業上位50社を表彰するランキングプログラムです。過去3年間の収益(売上高)成長率を指標としています。 対象業界は、通信、ネットワーキング、コンピュータ/周辺機器、インターネット、半導体、電子部品、電子機器、ソフトウェア、コンテンツ、バイオテクノロジー、製薬、医療機器、グリーンテクノロジー、メディア/エンターテインメントです。
キングソフト株式会社について
キングソフト株式会社は、セキュリティソフトとオフィスソフトの両分野において中国でトップクラスのシェアを誇るコン シューマー向けソフトウェア大手である金山軟件有限公司(香港証券取引所上場:3888)のジョイントベンチャーとして設立された会社です。セキュリティソフトに関しては2007年の「広告付完全無料版」を発表後、累計インストール数500万、現在でも月間約10万人以上の新規ユーザーを獲得しています。また、Android端末のセキュリティ対策の必要性が高まっていることを受け、2011年より、「KINGSOFT Mobile Security」の提供を開始しています。
オフィスソフトに関しては、2007年に低価格の互換オフィスソフトという形で参入し、昨今の低価格パソコン市場の興隆に伴い順調にユーザー数を伸ばし、コンシューマー市場※1ではシェア30%を突破、法人市場でも既に3,000社以上の導入実績を誇ります。また、2011年より、2GBまで無料のオンラインストレージ「KDrive」、及び「KDrive」と連携したスマートフォン、iPad専用アプリの提供を開始しており、オフィス文書にどこからでもアクセスできるようになっています。キングソフトオフィスは、幅広いユーザーニーズに対応するため、従来のPC向け互換オフィスソフトから、マルチデバイス、モバイルインターネットに対応したドキュメントソリューションへと進化しています。※1 2010年5月の「BCNランキング」統合ソフト週間売れ筋ランキングによる。BCNは全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。
ホームページ | http://www.kingsoft.jp |
本社 | 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ4F |
設立 | 2005年3月 |
資本金 | 5億6922万円(資本準備金含む) |
従業員数 | 49名(2011年10月14日現在) |
代表者 |
代表取締役 : 翁 永飆 代表取締役 : 沈 海寅 |